ミミ(小3)とララ(小5)はコンクールに参加し続けています。
初めて参加したのは、それぞれが小学校1年生の時です。


①のようなこと②のようなことはほんの一例ですが、このようなこともあるので、
コンクール出場に関しては、それなりに思うところがあります。

☆コンクール参加は『目標を持たせるためのもの』と肝に銘じる事。
 たびたびコレを思う事にしています。
 中には何としても1位にさせたい!と躍起になってらっしゃる親や先生もいらっしゃいます。
 一体誰のための賞なのか??と疑問に感じるほどです。
 独特の空気にのまれないよう、惑わされないよう、気をつけています。

☆結果は淡々と受け止め、大きく喜んだり、大きくガッカリしない事。
 ララに「どうしてママは泣いて喜ばないの?他のお母さんは泣いてるよ」と
 言われた事があります。
 私の反応は「お〜!よかったね!」くらいです。
 良い時に泣いて喜ぶと、悪い時にはどうするの?泣いて悲しむ?
 そんなことしたら、頑張ってきた娘に失礼だもの。
 悪いときは「ま、こんなこともあるよ。また頑張ろう!」です。

☆本番演奏後はきちんと褒める事。
 私は娘達の本番、演奏を聴きながら涙をこらえています。
 とっても感動するんです。
 本番だけは1人で戦う、本人だけのもの。
 1人でステージで演奏しているだけで、もう立派です。
 ステージに送り出す時、「思いっきり弾いておいで!」と言います。

☆結果よりも練習の姿勢や、上達した事を褒める事。
 練習の姿勢は親だからこそ一番分かるはず。
 大半の参加者は日々ものすごい努力をしてきていますね。

☆エントリー回数は1回のみ。
 ライバル達が2回、3回エントリーしてても、影響されません。
 お金と時間も楽になりますが、何より精神的に楽だと私は思います。
 その代わり、1回のチャンスを生かせるように気を配ります。
 また、コンクール主催者の思う壷にはまりたくないという思いも・・・

☆ピアノ以外の事を犠牲にしすぎない事。
 学校行事や家族で大切にしていることは、そちらを優先したいです。
 犠牲にする事が多いと、ピアノが続けられません。
 特別な天才なら考えますが、我が子は普通。
 普通なら普通の事を経験しながら・・・が一番良いと思います。



何か参考になることがあったでしょうか?
私は元々、コンクール賛成派ではなく、むしろ反対派でした。
今でも、賛成派とは言えません。
ミミもララも本番が好きですが、
もしも気持ちのバランスが取れなくなったら止めます。

コンクールは上手に”利用する”ものだと思います。


おしまい。