Dream bird ピアノ日記

ピアノの先生をしています。ララ(小5)とミミ(小3)の2人の娘達は、コンクールを受けながらピアノを頑張っています。 先生の立場から、そして、ピアノを頑張る子をもつ親の立場から、色々な思いを綴っている、ただの個人的な記録です( ´艸`)

2015年09月

リスクを恐れずいきましょう!

来月前半にコンクール予選を控えているララ(小5)
(ミミもだけどね。) 

ショパンのワルツ4番(華麗なるワルツ)を弾くことになりました。

小柄なララにとって、弾きこなすのはなかなかハードル高い!
手が小さい分、ミスタッチのリスクが高く、レガートも難しくなります。

とても華やかな「華麗なるワルツ」
とにかく速くて、よく飛ぶ!!
プロでもたまに音を外すという、スリル満点の曲。

予選だから安全策をとる方法もあるけれど、
ララにそれはあり得ないのです。
常にチャレンジャー。

頑張れ〜!!












 

手の形を意識することから

ミミ(小3)のピアノは気分屋さん。
なかなか上手だったり下手だったり、波があるのが困り者。 
だから、なかなか積み重ねが難しいな、と感じています。

前回の記事で書いた手の使い方、毎日伝えています。
右手はずいぶん意識できるようになっています。(特にバッハ)

右が良くなると、こんどは左の弱さが目立つこと!! 
弱い!!!
なぜに??
あなたの利き手じゃないの!!

と言っても仕方なく・・・。
面倒な部分練習をちょこちょこやっています。


あらためて感じたのは、手の形を一定に保つ指導をする場合、
バッハは本当に良い教材だということ!

手の形を意識するために、バッハを一番に練習しています。





意識をもって弾くこと

ピアノは好きだけど、コンクールも好きだけど、
でも、なかなかテクニックがつかないミミ(小3)。

ピ○○ナでは飛び級でもないのに予選奨励賞で終わってしまい、
ガッカリしていました。

ミミ本人に、自分はどうせこんなもの・・・なんて諦て欲しくないので、
何とかしたい!と頑張っています。



指の弱さもあるけれど、それよりも問題は意識かな、と思うようになりました。

どうしてって、弾く時によって演奏が全く違うから。
指の弱さが目立つ時もあるけれど、割と芯の通った音を出すときもあるのです。

教えても教えても、気分で演奏してしまう・・・。
スイッチが入らないな〜、と思ったら、
レッスンに行っても30分ずっとエンジン掛からなかったりして、
もう、本当に、何の為に来たのよ!!と言いたくなったりします。 

どうしたら意識をしやすいのか考えて、ひとまず手の形の作り方を
今日はたくさんやってみました。

ママと同じ音を出してごらん、と。

「芯の無い音はこんな感じ。これがさっきのミミね。」
「芯を通すとこんな音。こんな音で弾いて欲しいのよ。」

音を出す前に手の準備ができている事って、子どもには難しいようです。
なので、私の手の形を見せて真似するよう促してみました。

バッハはテキメン!
鳴らす音が良い音バージョン!!

他のロマン派では、つい気分屋さんが顔を出しますが、
コツが掴めたらいいな、と思います。
明日もがんばるぞー!!