Dream bird ピアノ日記

ピアノの先生をしています。ララ(小5)とミミ(小3)の2人の娘達は、コンクールを受けながらピアノを頑張っています。 先生の立場から、そして、ピアノを頑張る子をもつ親の立場から、色々な思いを綴っている、ただの個人的な記録です( ´艸`)

2017年08月

夏の終わりの旅行

夏休み、最後の旅行に行ってきました!

南アルプスです!
どどーん!!

綺麗


2泊3日で行った先は、白馬
天気にもずいぶん恵まれていて、ホテル中心で物凄く楽しみました



「シェラリゾート白馬」という名のホテルです。
自然恵まれ、その自然を上手に取りいれた、景色の素晴らしい素敵なホテル!
さらに、家族サービスが素晴らしい!
この↓エントランスに置いてある、卵かけご飯やチマキ、みそ汁、きゅうりなどは
宿泊者なら自由に食べられます!
2日目のお昼ごはんはここで済んでしまいました



さらに、ロビーにあるポップコーンや、引き出しの中の駄菓子は食べ放題!
まるで宝探しみたい
下の写真の素敵な空間でのワインやコーヒー、紅茶、ジュースは飲み放題!
ロッキングチェアやソファー、外のハンモックでもくつろげます



2日目の午前中は雨だったので、
ロビー近くにあるビリヤードで遊び放題!
他に卓球やエアホッケーなども空いてるときに使えました



広~い芝生の中庭では、バトミントンやキャッチボールができます。
ララ(中1)とミミ(小5)はバトミントンし過ぎて筋肉痛に

とにかくのんびりゆっくり日常を忘れて過ごせました~!




最終日、なぜかパパの希望で・・・


ものすごく自然の中でのアスレチック・・・
た!た!高い!!
行きたがったくせにパパ、「俺はやらない」・・・え?
ララ、「え?何で行かなきゃいけないの?」
ミミ、「やりたーい!!」
私はもちろんお断り高い所、怖いし!!

気乗りしなかったララは楽々?落ち着いてこなし、
さすがの安定感を見せつけていました
が、本当は怖かったらしい。

やりたがったミミは途中途中で
「こわい~」と半泣きしながら、
途中ちょっとスタッフさんに手伝ってもらったりして何とか制覇!

小さい子も大人も楽しんで?ました。
いや~、大人でも怖いよ!
体の小さい子どもは、その比じゃないくらい怖いと思う。
命綱があっても、それでも、あの高さは・・・あたし、ムリ

帰宅してからもララは
「パパは何でアスレチックに行きたかったんだ?」
とポツリ



最後にすてきな景色で締めたいと思います!
どん!



京都旅行、憧れの場所へ

ララ(中1)の3日間国内留学体験を終え、
そのまま京都に出発!!
5泊6日の旅はとっても楽しい思い出になりました


1日目は「吉本新喜劇」

昔テレビで観ていたころと同じ路線で、
それでもやっぱり笑っちゃう!
新喜劇のスピード感がたまりませんでした
爆笑!!


2日目は「北野天満宮で足洗神事」



足洗神事って初めての経験。
足湯のようなことを想像していたのだけど、
全然違ってました!
お願い事のロウソクを持ち、
火が消えないようにゆっくりと川を歩き、ロウソクを立てました。
夜のロウソクの風景は神秘的でした


3日目は「四条河原町でショッピング」
娘たちや姪っ子たちとの雑貨屋巡りは楽しかったです


4日目は「二条城」へ!


大政奉還の場所で、実際にその時代にここに居たとしたら
どんな様子なんだろう?
人それぞれ、どういう気持ちで来たんだろう?
なんて考えながら巡りました。
でも、あまりの暑さに娘や姪っ子から
「早く帰ろう」コールが高まってきたので
もうちょっと見たいな~、ってところでおしまいに

その夜は五山の送り火が行われ、
建物の隙間から「大」の字が見れました。
見れてよかった!!


ラストデイはどうしてもどうしても行きたかった所、
「伏見稲荷神社」へ


この千本鳥居を通ってみたかったんです
素晴らしく良かった!!
想像以上の場所でした!
行けて良かった感動です

それにしてもここは外国人ばかりでビックリです。


充実した旅になりました!






亡くなった親友のこととミミの演奏

先日の午後1時過ぎ、高校時代からの親友の妹さんから電話が入った。

「突然すみません。姉が亡くなりまして・・・」


正直、少しは覚悟していたのだけど、涙が溢れだして、
妹さんへの言葉を一生懸命探して、
ちゃんと声になってたかどうか分からないような言葉を絞り出した。

私にとって「親友」と思える唯一の人だったと思う。
高校時代から病気に悩まされて、高校は一年留年。
その留年のお陰で私と彼女は知り合えた。
ちょっぴりお姉さんで落ち着いていて賢い彼女が大好きだった。
私の亡くなった母も彼女のことはとても信頼していたっけ。
彼女のお母さまも私や妹のことを親戚みたいに親しみを持って接してくれた。
彼女のお母さまも叔母様もとてもフレンドリーな方達で、
こんなにも壁を作らない家族もあるんだなぁ、ってとても感動したのを覚えている。

高校時代からずっと連絡を取り合ってつながって来たのは彼女だけ。
倉敷と横浜でなかなか会えない中、メールやラインで
本当に何でもないことから、
他の誰にも言えない心の内まで、彼女にだけは話せた。
大きな大きな心で受け止めてくれて、
いつもどんな時でも私の味方で、
「〇ちゃんは〇ちゃんのやり方で、それでええんよ。」
「大丈夫!何とかなるさ~。〇ちゃんらしく。」

結婚して離婚して
15年くらい前に乳がんになってからは
転移が何度か見つかっては入院。
退院するたびに仕事復帰して頑張ってきた。
そしてバイクにはねられて重傷を負ったり、
会社では心無い言葉を言われたり、嫌な思いも沢山したと思う。
それでも絶対に諦めたり逃げたりしない最強の人だった。

1年半前に事故のお見舞いに行って会ったのが最後になった。
二人で京都旅行をしよう!と約束してたのに実現できなかった。
妹さんによると、その約束が励みになってたって。
でも、体調が追い付かなくて難しかった・・・って。

癌が脳に転移しているのは4か月前に本人から聞いていた。
2か月前に転倒してから入院していたそう。
2週間くらい前からは顔色が悪く、主治医からも厳しいことを言われていたと。
その頃、彼女から私に着信が2回あった。
電話に出られなかったことが今でも悔やまれる。
後から掛け直したけれど、結局繋がらなかった。
同時期にラインでも何度かメッセージらしきものや写真をもらったけれど、
彼女の伝えたい真意が分からないままになってしまった。

だから、とても心配はしていたけれど、何もしてあげられず、
気分転換にでもなればいいと、
私は一方的に「今日の出来事」のような短いメッセージや写真を送ったりしていた。
ラインが「既読」になるとホッとした。

前日も頷く程度の意思疎通はできていて、妹さんが病院で「また明日ね」と言って別れ、
それから4時間後、一人で逝ってしまった・・・って。
「一人で逝かせてしまったことが心残りで。
調子が悪かったのに、どうして居てあげなかったんだろうと・・・」
妹さんの優しさと愛情が胸にぐっときた。



親友には感謝しかない。
とにかく、出会えて本当によかった!!
本当にありがとう!!
私は今後も彼女が残してくれた道しるべを頼りに生きると思う。
かけがえのない大切な宝物。
本当に本当に、ありがとう!!





その電話の1時間後、
ミミ(小5)のコンクール本番に向けて出発しなきゃいけなかった。
涙は止めどないし、会場が遠いし、ちゃんと行けるかな??と心配だったけど、
着いた!
改札を出ると、こんな人たちがお出迎え。


ミミは出かける直前に少しは弾いて指ならしをしたけれど、
私がちっとも気持ちを立て直せず、どうしようもないから、「OK!」として
ほとんど聞いてない状態で連れてきてしまった💦

本番前、「(亡くなった親友の)○○ちゃんに届くように弾いてくれる?」と言ったら
元気に「うん!!」とニコニコ笑ってくれた。
ミミは本気で母を励ましてくれるつもりなのが伝わってきて
凄く嬉しい気持ちになった。
ありがたかった。

本番直前の舞台袖で、ミミ、
「イケる気がしてきた!ぜったい大丈夫!!」とつぶやいている。
そういう時のミミは本当にキラキラしてて
この純真な天使のような輝きは何だろう、って思う。

本番のミミは、これまでの練習でも聞いたことのないような
最高の演奏を披露。
何なんでしょうか!!この人は・・・!!
イザとなったら何かが宿るっていうか、神が降りるというか。
普段ミスだらけなのに、
美しい音でテンポに乗って、表情豊かに丁寧に歌いあげました!
(もちろんミスなんて少しもしません!かすれた音なんて出しません!)

終わった直後、ニコニコで、「やったー!」ですって。
私も「なに~最高の演奏だったじゃん!!

舞台袖で聴いてた私は、ミミが最善を尽くすのは分かっていたので
心配など全然なく
ただ、感動して込み上げてくるものがあって、
涙を見せないようにするのがやっとだった。


ミミが最後に悔いのない演奏ができて大満足
審査結果なんて気にもならなかったから結果発表も見ずに帰って来ちゃったけど、
一応あとで見てみたら優秀賞なり。ナイス
奨励にも届かないと思っていたところから、余裕の仕上がりになりました
(私の中では優秀賞が最高の賞なの


ミシェル・ダルベルトさんのコンサート

今週はいろいろと行きました。

先ずは、ミシェル・ダルベルトさんのピアノコンサート
ミミ(小5)とララ(中1)も一緒です。



素晴らしく良かった
行ってよかったです!!

曲目が超有名曲揃いで、しかも古典モーツアルトから近現ドビュッシーまで聞けると期待して行きました。
さすが!さすが!!
モーツアルトの軽やかさから一転、ベートーヴェンの迫力!
ショパンはバラ1とスケルツォ2番、
ラストはドビュッシーを色彩豊かに聞かせてくれました

なんと多くの音色を持っていらっしゃること!!
どれだけ研究していらっしゃったかと思うと、神々しくて。

大きな大きな止まない拍手に、3曲もアンコール曲を弾いてくださいました。

ドビュッシーのパルナッスム博士
ショパンのプレリュードop.45
フォーレの即興曲3番

ミミとララも「すごかった!!」と感動したようでした。


というか、実は以前にもダルベルトさんの演奏を聞いたことがあるのです。
指揮をしながらピアノを演奏するという「弾き振り」を。
それもそれで素晴らしかったけれど、ソロ演奏も良かったな~

実はその時にミミとララは一緒に写真を撮ってもらっていて( ^ω^)・・・
今でもリビングに飾ってありますうふ!




翌日ダヴィンチ展に行ったことは、また後日。。。