Dream bird ピアノ日記

ピアノの先生をしています。ララ(小5)とミミ(小3)の2人の娘達は、コンクールを受けながらピアノを頑張っています。 先生の立場から、そして、ピアノを頑張る子をもつ親の立場から、色々な思いを綴っている、ただの個人的な記録です( ´艸`)

2017年10月

英検再チャレンジ結果!

今月初めに受けていた英検。

ミミ(小5)は今年度の1回目で5級を受験して合格したので、4級を。
ララは準2級をギリギリ不合格だったので再チャレンジ!

ミミはとにかく単語と熟語を覚えよう!と頑張りました。
過去問を解くのを面倒くさがって、
ブツブツ文句言いながらやっていましたが、
70%くらいの点数が取れていて、ギリギリ?と思っていたけれど、
4級は60%取れてれば合格だと思い出して、
恐らく合格できるだろうと思っていました。

合格 余裕がありました



ララ(中1)に関しては2回目なので、本人に任せてました。
問題集を解くことと、単語を覚えること。
前回ギリギリ不合格だったけれど、
それが良い出来だったのか、悪かったのか?と不安だったりして
試験直後の感想は「難しかった
2度も落ちるのは嫌だな~
結果を見るのもドキドキ・・・

合格 ギリギリでした

いやいや、受かればこっちのもん!
こんどの面接試験、何とかクリアしたい
過密スケジュールの中、対策ちょっとは頑張ります!!










何かが分かったかもしれない日

ララ(中1)が、ようやく本番で自分らしい演奏ができました~!!
これは嬉しかったと思います

このところ、こういうのをスランプというのか??と思うくらい
本番で良さが出せず・・・いや、
逆にマイナスな感じが続いてしまって、迷宮入りしたようでした

親が見てても苦しそうで、いつもひょうひょうとしているララでも
ちょっと気を遣う感じがありました。


今回の本番、とにかく準備はしっかりしていました。
大学の先生のレッスンにも連れてって高評価を頂き、
いつもみて頂いてる先生にも
「本番でいつも通りの演奏ができれば!」と言われていました。

本番にどう気持ちをもっていくか。。。
それが課題で、母も考えました。

本番会場に早めに着いてプログラムを貰うと、
とびっきり上手な子の名前が!!
もう笑うしかない!!
ってか、聴きたい!!聴こう!!


 → あは!上手!!
   
  母 「ララ、もうね、この子が1位だわ!」 
  ララ「そうだね
  母 「開き直って、ララらしい演奏しておいで~」
  ララ「そうする~



と、そんな感じで本番に送りだし、
久しぶりにララらしい、いつも通りの演奏が出来ました。
「テンション上げないで」と言ってあげたのも良かったかも。
つい、周りの楽しそうな声とかに反応しちゃうから
とにかく、狙わず平常心が良かったね!

結果、信じられないけど、1位なり。

ま、好みがたまたまこちらだったんだと思います。運が良かった。
審査員の方も恐らく物凄く迷われたと・・・推測。

でも、スランプだったララには有難かった!!
ようやくトンネルから抜け出せるかも知れない!
ピアノの悩みはピアノで解決するしかないから。
いいチャンスを与えて頂いた感じです






レッスンが楽しかった日♡ララ

ピアノってスポコンのノリで日々の練習は結構つらい

小学校を卒業するころから、ちょっとピアノに気が向かないララ(中1)
もう半年も経っているな~。

練習してない訳じゃない。
一応やっている。
だけど、身が入らない。
「だって、ピアノやったって何になるっていうの?」ってところでしょう。
ま、そんなこと言い始めたら何にだって同じ。
思春期真っただ中、半分大人になって意識が変わってきて、
誰でも一度は立ち止まる。
それはきっと大切なことなんだろうね。

ピアノは練習したってアレコレ言われて直されて
勉強の方が答えがあるから簡単だ

そう思えるのも今だけよ。
そのうち勉強だって超大変になる。
ピアノはもうとっくに大変だから、ピアノが大変な気がしてるだけ。
ピアノは当たり前すぎて、価値が分からなくなっているだけ。



そんななか、ある音大の教授S先生のレッスンを受ける機会を得た。
「もう!遊べないじゃん!」と文句を言いつつたどり着いたけど、
弾く時にはちゃーんと気合が入る

まずエチュードを聴いてもらった時点で、
S先生「これはなかなか良いよ!彼女は良い!」とサッと名刺をくださった。
「これだけ弾けてるなら、ここはこんな風にしてみようか」などと、
すごく褒めながら教えて下さる

次はスケルツォ2番。
「中1でスケルツォが弾けるんだね。」
(いやいや、まだなんです、と横から言いたかったけど我慢)
1度弾き終わったら、また上手にポイントを教えて下さる。
ララも一生懸命ついていく。
そのうちにララの表情がすごく楽しそうで、イイな~と思いながら見ていた。

最後、悲愴ソナタ終楽章。
「これはいつ弾くの?」ときかれ、2週間後というと
「お~!」と驚いてから聴いて下さった。
ララが弾き終わった直後、「ブラボー!」と。
「これは良かった!素晴らしい!」と。

いやいや、先生が素晴らしいです!
とそのままお返ししたいくらいでした。

レッスン終了後、ララは
「超楽しかった今までのレッスンで一番楽しかった
自然にスキップしちゃうくらい嬉しそうでした
いい経験できたね!

後にs先生にお礼のメールをしたら、
もったいないほどの素敵なお返事をいただいた。
ありがたい。

いや~、ララ、将来ほんとにどうするんだろ?????