Dream bird ピアノ日記

ピアノの先生をしています。ララ(小5)とミミ(小3)の2人の娘達は、コンクールを受けながらピアノを頑張っています。 先生の立場から、そして、ピアノを頑張る子をもつ親の立場から、色々な思いを綴っている、ただの個人的な記録です( ´艸`)

ミミのピアノ

多忙な中学生活

ミミ(中1)、塾通い中。
と言っても体験受講をスタートして1か月半です。

このあたりの中学は高校受験対策をしてくれないので、
大抵の公立中学生は早い時期から塾に通います。
小学生の頃から高校受験を意識して通塾する子も多く、
中1の初めから入塾しても
「うちの子は塾には行ったのが遅かったから~」と
話すお母さんもいらっしゃるほど。

全国的にもちょっと特殊な地域なのかも知れませんよね~。
私は「変なの!」と内心思っています。


そんな環境の中、ララ(中3)は中3になってから入塾した
最後の最後に入った塾メンだそう。
柔軟性あふれるララでも慣れるのにしばらくかかったことを考慮すると、
ミミはララよりは早めに入塾した方が良い、と思っています。

が・・・
いざ塾に通ってみると、やはり大変・・・
時間が足りない!
ピアノを弾く時間を塾の宿題に回すとかでないと、
睡眠時間を削ることになってしまうのです・・・
要領がよろしくないミミとしては
「あれもこれもやらなきゃいけないのに!
あれもこれも途中になってる!もうムリ!!」
と爆発気味。


これも慣れなのか・・・

塾はホントに悩ましいです。。。


特別な才能

久々にミミのレッスンのことを。

不器用ながら地道にがんばっているミミです。

ミミは得意と不得意がはハッキリしている。
指回りは良い方ではなく、
速い曲やテクニック的に難しいと全然弾けない。
譜読みも遅く、なかなか曲数が増えない。

だけど、だけど、
ものすごく歌える。
これは本当に本当にすごい。

易しい曲を弾いてるのに
聴くと涙が溢れてくるのだ。

思い返せば小学校の低学年の頃にも
驚くほど大人っぽい歌い方で、
コンクールに出ると大御所の先生ほど
「すばらしい音楽。この才能を焦らず大切に育ててください。」
というような講評を下さった。

速い曲は弾けないけど、
物凄く感動させる音楽。

音楽家の誰もが一番憧れる才能なのかもしれない。



先生からレッスンで
「ミミちゃんは他の人とは違うのよ。
他の中学生はテクニックばかりに走ってるけど
ミミちゃんは自分の音楽をもってる。
音色の変化がつけられる、
自分の音が聴ける、
歌える。
テクニックよりもその才能を伸ばそう。
そして、その魅力を自分で理解しなさい。」


そうそう。
この一番大切なことを
忘れないように、
ちゃんと胸に刻んで進もう。




あけましておめでとうございます!!

もう1月も終わり・・・


  あけましておめでとうございます!


遅すぎです・・・



年末年始はとにかくとにかくバッタバタ
疲れました。

ミミ(小5)もララ(中1)も本人なりにコンクール頑張りました!
二人とも最後の演奏はミスで終わってしまい
内容で評価してもらえなかったことが悔やまれるけれど、
本番は水物!!
チャレンジしてるんだから、それはそれでいい!
よく頑張った



娘たちのコンクールが終わり、普通の日常なのだけど、
私は私で制作に忙しく
いや、そういうほど手は動いていないのだけど、
やりたいこととやらなければいけないことが一杯過ぎて、
必要以上に人とも会わず、
食品などの買い出しも行きたくなく、
家の中であっという間に1日が終わるという・・・
家で出来る仕事があって、本当にありがたい!と思える日々です
生徒さんたちに感謝!!
インターネットに感謝!!
一昔前の時代だったら、私はどうしてたんだろう??
考えるだけでゾッとしちゃう・・・


あ、そうそう・・・
来週は二人の漢検です・・・
ムリ。
全然間に合いませんでした
泣くしかあるまい
我が子が天才ではないことを思い知らされています。






成長してきたミミ

ミミ(小5)、最近すごく変わってきたように感じます。
精神面で。
(華奢な体系は相変わらず

ミミは感受性がすごくて、いちいち感動もするけれど、
逆に「ちがう!いやだ!」という感覚も敏感でして・・・
これが日常生活ではすごく厄介で、母はなかなか苦労していました。

ところが!最近違うんです!!
何というか、点と点が繋がったというか、
反抗期が終わったのかな?みたいな感じ。
分かりあえることが大幅に増えた感じがします。

ピアノの練習もほぼ一人でやってるけれど、
言われなくともピアノに向かう姿もチラホラ。
言い方次第ではあるけど、気持ちよく「うん」と言って受け入れたり、
とにかく、何か変わってきています。
少しお姉さんになってきたかな?

ミミは物凄くまっすぐで、真っ白で、感覚が鋭くて豊かで、
音楽には向いている人だと思うのです。
朝、ドアを開けた瞬間に「あ~!気持ちいい
そんな風にニッコニコで爽やかに言うのです。
寝る時は布団を温めておくてあげると「あ~幸せ~ママありがとう!

だから多分、本番にそれが出せるんだろうな~。
ミミの中にそういう感覚が沢山あるから、
だから感動しながら演奏できるんだな、と思ったりします。

本番の演奏はホールに響いて客席に伝わっているようです。
先日のコンクールでは、審査員の先生がミミの演奏にすごく感動なさったそうです。
「感動した!とても素晴らしかった!
こんな子(ミミ)が大きくなって音楽をやってくれたらいいのに!」って。

様々な物事の循環がよくなって、
学校も思いっきり楽しんで、楽しくて仕方ないみたいだし、
勉強だってちゃんとやってるようだし、
ピアノも少しずつ認めてくれる人が出てきて、
少しずつだけど、ちゃんと成長出来て、
今年は内面の成長の一年だったなぁ~と思います!


ミミったら、また本番だけ




ミミ(小5)、コンクール予選がありました。

昨日も今朝も、いやいや、以前からですが、
家でもレッスンに行ってもミスまみれ・・・💦
ミスなしで弾くこと自体が出来ません・・・

でもね、もう前日や当日になってどうこうしようって言っても無理。
ムリよ、もう手遅れ。
ってかさ~、いくら言っても、
いくら叱っても、怒ってもできなくて、
本人もイライラしちゃって、
「もうできなーーーい!!!」と叫んでみたり。
そんな日々

どうしようもないけど、本番は時刻通りにやってくる。
って、それに合わせないとね
泣きたくなるのは母の方


で、舞台裏に連れていかれ、順番を待つ。
もう、暗示にかけるしかない。
とにかく気持ちだけは盛り上げて、舞台に送り出す。
舞台に立てば、もう本人のもの。
もう言うまい。


お!!イイ!!良い入り!
涙腺弱くなっている母はウルウルきちゃって・・・
1曲目、ノーミスでいい音で弾きました!
2曲目の最初の音、響いた!
ちょっと濁りがあったけど、問題じゃないぞ!
しっかりした音で歌い上げて、とても良かった


(なぜに本番だけはできるのだい??????)


結果、1位なり


どんだけ疲れさせるのか・・・
とほほ。

そしてまた、まぐれ記録更新 


もう駄目よ、と言っておきました。
いや、ほんとにもう、まぐれなんて無理だから!!!